マーケティング

ミーハー加減 vs. オタク加減で考えるマーケティングの本質

こんにちは!アキラ( @akiraaaaa_man )です。

テレビを見てて「 この考え方おもしろいなぁー! 」って思ったので紹介と私が何を感じたのかを話そうと思います。
まずは私のXのポストをご覧ください。


ネットに情報があったので引用してポストしました。

この話を聞いて「 自分はどうなんだろうか? 」とか「 SNS運用においてはどうなんだろうか? 」がとても気になってきたのでX(旧:Twitter)にもいくつか気づきや疑問点、発見があったので共有させていただきます。

1. 突き抜ける人の共通点は「 ミーハー加減の差 」?

千原ジュニアさんが言うには、「 突き抜ける人は『 ミーハー加減 』の差 」だそうです。
ミーハーというと、流行に乗ることや軽い興味を持つイメージがあるかもしれませんが、この言葉には深い意味があります。

「 ミーハー加減 」は、単に流行を追うことではなく、さまざまなことに好奇心を持ち、柔軟に取り入れる力を指します。

この話を聞いて、私はふと思ったことがあり、Twitterで投稿をしました。

上の投稿を読んでいただいて同じように感じた方もいらっしゃるのでは?
( 記事を書くきっかけになった投稿でもあります )

この視点をマーケティングやSNS運用に当てはめると、驚くほど多くのヒントが見えてきました。

一方で、マーケティングにおいてはミーハーの対義語「 オタク加減 」、つまり一つの課題に一途に向き合い深掘りする力も重要なんじゃないか?と。
では、これらは相反するものなのでしょうか? それとも共存できるのでしょうか?

2. ミーハー加減とオタク加減の違い

まずはそれぞれの特徴を整理してみましょう。

ミーハー加減とは?

  • 浅く広く興味を持つ力
  • トレンドや流行に敏感で、すぐに対応できる柔軟さがある
  • インフルエンサーやバズマーケティングに向いている

たとえば、流行りのハッシュタグやSNSで話題の話題を拾って自分のコンテンツに絡める力。
これがあると、広範囲にリーチしやすく、話題に乗ることで注目されるチャンスが生まれます。

オタク加減とは?

  • 一途に深掘りする力
  • 特定の課題やニーズに向き合い、価値を提供する
  • コアなファンを作りやすい

こちらは、「 狭くて深いマーケティング 」にピッタリ。
特定の悩みを抱えた少数のターゲットに強烈に刺さるコンテンツを生み出す力です。

3. マーケティングで成功するためには、どちらも必要

では、マーケティングにおいてどちらが大事なのでしょうか? 答えは、どちらも大事です。

ミーハー加減が強いと…

  • 新しい課題やトレンドを素早く発見できる
  • 広く注目されやすく、潜在顧客にリーチするチャンスが広がる

オタク加減が強いと…

  • 特定の層に強烈に刺さるメッセージを生み出せる
  • 流行に左右されない安定した価値を提供できる

つまり、ミーハー加減は「 入口 」オタク加減は「 出口 」と考えるとわかりやすいですね。
マーケティングのプロセスとしては、ミーハー的に幅広くリサーチし、そこからオタク的に深掘りしてメッセージを作るのが理想です。

4. 狭くて深いマーケティングにミーハー加減を取り入れる方法

「 狭くて深いマーケティング 」は、特定のターゲットに刺さるメッセージを届ける戦略です。ただし、これだけでは市場の変化や新しいニーズを見逃してしまう危険もあります。そこで、ミーハー加減を武器にする方法を考えてみましょう。

(1) トレンドを入り口にする

たとえば、私が夫婦で経営しているエステサロンの企画「 温活キャンペーン 」を例にすると、「 温活 」というキーワードはトレンド性があり、SNSでも話題になっています。
ミーハー加減でトレンドに乗りつつ、よもぎ蒸しや遠赤外線ドームのような深い価値で課題解決に繋げるのです。

(2) 幅広い課題を拾って深掘りする

「 ミーハー的に 」いろいろな人の悩みや課題に関心を持ち、そこから自分が深掘りすべきテーマを選ぶ。
これにより、トレンドに敏感でありながら、一途な価値提供も可能になります。

5. まとめ:ミーハーとオタク、両方を武器に突き抜ける

千原ジュニアさんの言葉を借りるなら、突き抜ける人やブランドは「 ミーハー加減を武器に、オタク加減で極める 」力を持っています。

「 狭くて深いマーケティング 」を実践する人こそ、あえてミーハー的な柔軟さを取り入れることで、これまで以上に多くの人に価値を届けるチャンスが広がるはずです。

自分のスタイルに合った「 ミーハー加減 」と「 オタク加減 」のバランスを意識して、次のマーケティング戦略に活かしてみてはいかがでしょうか?

 

 

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