こんにちは。シオタニアキラ(@akiraaaaa_man)です。
「SNSのプロフィール、テンプレ通りに埋めてるのに全然フォローされない」という相談を、これまで数えきれないくらい受けてきました。
名前を決めて、肩書きを書いて、実績を並べて、リンクを貼る。教科書通りにやってるはずなのに、なぜか読者の反応が薄い。
これ、正直に言うとテンプレの精度の問題じゃないんです。もっと手前のところで、順番を間違えてることがほとんどなんですよね。
この記事では、SNSのプロフィールの書き方でよくある勘違いを、個人事業主やフリーランスの方に向けて整理していきます。
きれいごと抜きで、僕自身が何度も失敗してきた話も込みで書いていくので、テンプレをなぞる前に一度読んでみてください。
SNS運用そのものの本質的な話はこちらの記事にもまとめているので、あわせてどうぞ。
なぜ「プロフィールの書き方テンプレ」を真似しても伸びないのか
「プロフィールに入れるべき要素」を検索すれば、名前、肩書き、実績、行動喚起といった型はいくらでも出てきます。
別に間違ってはいないんです。
ただ、それを埋めただけで機能する人はほとんど見たことがありません。
理由ははっきりしていて、要素を並べることと、伝わる文章を書くことは、まったく別の話だからです。
以前、文章添削をしていたクライアントとのやり取りで、ずっとうまく言葉にできずにいたことがありました。
その方はいつも、少し抽象度の高い文章を書く癖があって。
「SNS運用は一貫性が大事です」と書いても、間違いではないけど、誰の心にも刺さらない。
かといって具体的にしすぎると、今度は「自分には関係ない話だ」と読み飛ばされてしまう。
伝わる文章には、抽象と具体、両方のバランスが必要です。
テンプレ通りに要素だけ並べて伸びない人は、たいていこのバランス感覚が抜け落ちたまま、型だけをなぞっているんです。
プロフィールは「自己紹介」じゃなく「宣言」だと思うと変わる
プロフィールは自己紹介じゃありません。あなたがどんな人間で、何を届けたいかの宣言です。
いろんな方のプロフィールを見てきて気づいたのは、反応がいい人はみんな「何をしている人か」が一瞬でわかるということでした。
プロフィールは、実店舗でいう看板みたいなものです。看板のない店は、店として認知される前に素通りされます。
もう少し踏み込んで言うなら、政治家のマニフェストに近い性質を持っているとも思っていて。
「こういう未来を、こういう人たちと一緒に作っていきたい」
そんな覚悟のある宣言こそが、機能するプロフィールです。単なる自己紹介との違いは、ここにあります。
政治家が公約通りに動かなければ支持率が落ちるのと同じで、プロフィールに書いたことと実際の発信内容がズレていたら、読者は静かに離れていきます。
逆にいえば、プロフィールと発信の一貫性さえ保てていれば、その宣言に共感した人だけが自然と集まってくるということなんです。
「三児の母です」
「起業5年目です」
「趣味はカフェ巡りです」
事実ではあっても、読者の未来にはつながっていません。届けるべきは自己紹介じゃなくて、「この人とつながれば、自分の未来が変わりそうだ」と思わせる一言なんです。
発信がブレる人に共通する「コンセプト不在」問題
「何を発信するか」より「誰に発信するか」が先
プロフィールだけをどれだけ磨いても、発信全体の軸、いわゆるコンセプトが定まっていなければ、また同じところでつまずきます。
多くの人が「何を発信するか」から考え始めるんですが、実際に大事なのは「誰に発信するか」の方が先です。
同じテーマでも、誰に向けるかで言葉も内容もまったく変わってくるからなんですよね。
「誰に届けるか」が決まれば、「何を発信するか」は後から自然についてきます。
商店街に店を構える感覚で考える
これはよくたとえ話として使うんですが、SNSのアカウントを作るというのは、商店街の一角に自分の店を構えるようなものだと思っています。
「とりあえず店を開けました」と言っても、何屋かわからなければお客さんは入ってきません。
パン屋なのか、カフェなのか、雑貨屋なのか。
それが見えていないと、立ち寄ってもらえないんですよね。
そしてもうひとつ、コンセプトを考えるときに気をつけたいのが、他人軸になっていないかということです。
「〜であるべき」「みんなが選んでる方がいいはず」という発想が出てきたら、それは主語が「私」じゃなく「世間」になっているサイン。
プロフィールもコンセプトも、最終的には「私はこう思う」という自分軸に戻ってこないと、書いていて苦しくなるだけなんです。
見た目の説得力、アイコン選びで発信の伝わり方は変わる
文章の話が続きましたが、見た目の要素も無視できません。
以前、アイコンを白黒のクールな写真から笑顔の写真に変えてみたことがあります。
結果は、思っていた以上に印象が変わったのを実感しました。
笑顔のアイコンは親しみやすくて、初対面の人に安心感を与えます。
ただし、厳しめの発信をしたときに「意外ときついこと言うな」とギャップでマイナスに働くこともあるんです。
逆にクールな印象のアイコンは、厳しい意見を発信しても違和感なく受け取ってもらいやすいです。
その代わり、初見の人には少し距離を感じさせることもありますが。
どちらが正解ということはなくて、大事なのは自分の発信スタイルとアイコンの印象が一致しているかどうかです。
プロフィール文章だけを整えて満足せず、アイコンという第一印象の要素まで含めて、発信全体の一貫性を見直してみてください。
プロフィールは完成させるものじゃない、更新し続けるもの
ここまで読んで「結局、正解のプロフィールって何なんだ」と思ったかもしれません。
正直に言うと、100点満点の完成形はないです。僕自身、何度もプロフィールを書き換えています。
少し経ってから見返すと「ここ、もっと伝わる書き方があったな」と気づくもので。
その繰り返しですね。
大事なのは、一度書いて満足しないこと。
プロフィールに書く一言一句に、なんとなくじゃなく意図を持たせること。
そして発信を続けながら、定期的に見直すことです。
完璧を求めて手が止まるくらいなら、今の自分でいったん言葉にしてみて、そこから磨いていくほうがずっと前に進みます。
よくある質問
SNSのプロフィールの書き方に、絶対の正解はありますか?
ないです。
この記事で書いた考え方は、伸びるプロフィールに共通する傾向であって、テンプレのように当てはめれば終わり、というものではありません。
自分の発信内容や届けたい相手に合わせて、都度調整していくものだと思っておいてください。
プロフィールと自己紹介文はどう違うんですか?
自己紹介文は事実の羅列で終わりがちですが、プロフィールは「どんな未来を届けたい人間か」を宣言するものです。
名前や肩書きを並べるだけでは、自己紹介止まりになってしまいます。
プロフィールはどのくらいの頻度で見直すべきですか?
決まった正解はないですが、発信内容やターゲットが変わったタイミング、もしくは反応の変化を感じたタイミングで見直すのがいいです。
僕自身、数ヶ月おきに書き換えています。
まとめ
SNSのプロフィールの書き方は、要素を埋める作業じゃなくて、「自分は何者で、誰に、どんな未来を届けたいのか」を言葉にする作業です。
テンプレを真似する前に、まずこの記事で書いた3つの勘違いに、自分が当てはまっていないか確認してみてください。
正直、これを一人で客観的に整理するのは、けっこう難しいです。自分のことほど、自分では見えにくいので。
もし「わかるけど、自分の言葉にする自信がない」と感じたなら、一人で抱え込まなくて大丈夫です。
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